BXT3000の提示する世界観
パナソニックによるDMR-BXT3000の売り込み方を見ていて
あまりにも不思議なのは
- 全録レコーダーを求めるユーザーのことが理解できているのか?
- どんな世界観を、全録レコーダーによって提供するつもりなのか?
というのが、非常に曖昧な点ですね。
これを明確に提示できないようでは、コンセプトは他社の借り物ということですから
方々で出ている「東芝のパクリだ」という攻撃にどう反論するのかしらん。
全録レコーダーを渇望するユーザー層には、
実は2つの大きな流れがあります*1
- テレビが大好きで、テレビを沢山見たいという暇を持て余した層と
- 忙しくて時間が無いから、短時間で効率的にテレビを観たいという層
この2つの層は、ある意味では正反対の方向のベクトルを向いているので、
両者の要望を上手にかなえるには、何となく作ったのでは駄目で、ちゃんと狙ってコンセプトを十分に練り上げないといけないのですがね。
パナソニックの場合、どの層をターゲットとして、その要望に対して どういう風に応える積もりなのかが曖昧に過ぎます。
*1:本当は他にも重要ユーザー層がいるんだけど、なぜか顕在化させて語られることが皆無