自動ファームウエア更新は切っておくのが鉄則

 DIGAの閏年障害事件は、その存在自体が葬り去られるという不透明な決着になるのでしょうか?


 今回の事件で示されている重要な教訓は、「自動ファームウエア更新は非常に危険」ということです。

 安定動作と信じられているパナソニックのBDレコーダーDIGAではありますが、実は、これまでにも動作が変なファームウエアを配信してしまった前歴は数々あります。

 単に、致命傷にまで達するようなのは少なかったというだけのことです。


 この問題に散々に痛い目にあった末に編み出した生活の知恵は、
「絶対に、ファームウエアの自動更新は切っておく」ということです。

 人柱の皆さんの阿鼻叫喚を十分に観察した上で、自分もファームウエア更新を適用するのが損か得かを判断して、手動更新なり放送波更新なりを行なうのが鉄則です。


 パナソニックがファームウエア更新で何を変更したかの内容を公開してくれるならば、この適用するかどうかの見極めがやりやすくなります。自分には大して価値のない機能向上のファームウエア更新ならば絶対に適用しないのが鉄則です。
 しかし、残念なことにも、パナソニックにいくら要望しても、内容公開はかなえられていません。